2018年09月17日

第273回:顧客層という概念は古いのか?

去る9月15日(土)に料理専門学校で
2時間の講義を行いました。

WEBビジネス戦略」というテーマです。

しかし、内容はマーケティングの話です。

マーケティングをしっかり身に着けていれば
早々潰れることはないと思います。


どうしてもセールス(営業)の方が
メインになっているので、
行き詰ってしまいます。


マーケティングとセールスの概念の違いも
認識されていない方が多いのではないでしょうか!?

簡単に言いますと、

セールスは、「売ること」。

マーケティングは、「ひとりでに売れること」です。

マーケティングは、「ひとりでに売れる仕組み」を
作って行く事。です。



2時間の講義が終わり、ある女性の方が質問しました


「よく顧客を細かく絞り込めといって
 性別、何歳ぐらいの人で、家族構成は、
 趣味は、といって細かくイメージが湧くように
 設定するように、と他の先生がいわれますが、
 そこんとこどうなんですか?
 何か違うような気がするんですけど」。

という質問です。


確かに「絞り込み」も必要な場合もあります。


しかし、最近は、

誰もが手元のスマホで情報を確認したり
クチコミを言い合ったりできる世の中で、
顧客層」という塊はなくなってきて、
みんなその時その時のタイミングに合わせて
買い方を考えている時代
なのではないか。
と思うようになりました。


所得が高い人も低い人も、男性も女性も、
年配の人も若い人も、場合によって
いろんな買い方をして、
顧客ごとの違いが分からなくなってきています


質問された方は、それを何となく
感じていらっしゃる
のです。

枠を超えて情報を簡単にやり取りできる
時代になっていますので、
こういうタイプの人は、
 こういう買い方をする
とは決め付けられない時代なのでは
ないでしょうか。

ということは、ターゲットとは
顧客層」というくくりではなく、
使い方」「機会」といった、
用途ごとの締めくくりの方が大事になります。


すると、例えば洋服で、自社の商品は
高額でスタイリッシュ、
ライバルのA社は低額で庶民的、
というポジションなら、
顧客層の棲み分けではなくて、

「デートや大切なパーティーの場面では、
 当社を使ってください。
 でもカジュアルに行楽地に行く場面では、
 A社がいいですよ」

と、お客さまに使い分けてもらう、
という発想になります。

すると、A社はライバルというよりも
共存関係なのです。

やはり、素朴な疑問を投げかけていただくと
自分自身も勉強になります。



お坊さんと巫女さん


福岡のホームページ作成会社アムプラン

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posted by ヒロタナ at 15:57| マーケティング